テレビのトーク

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■2019年1月2日(水)TBS「モニタリング」①

スタジオ出演者:モニタリングファミリー

ドッキリを受ける人:木村拓哉 仕掛け人:勝地涼

 

▼キムタクドッキリ 全文書き起こし

俳優・勝地涼が「俳優を辞めたい」と人生相談されたら木村拓哉は・・・

 

――控室で木村拓哉勝地涼2人きり

勝地:ちょっと、役者を辞めようか今迷っていて。

木村:なんで? それパートナーには相談したの?

勝地:まだ実は言えてなくて。

木村:そっち先じゃない?

勝地:そうなんですよね・・・

木村:それでまだ相談してないって言ってたけど、パートナーはなんて言うと思う?

勝地:ビックリするとは思うんですけど、、、

木村:涼くんだけの人生ではないわけじゃん

勝地:そうですよね。

木村:それをパートナーがどう受け取るかだとは思うけど、まずは相談するべきだと思うよ。

勝地:正直、去年の撮影の前くらいにもう無理かもなと自分の中では思っていたんですけど。辛くなてしまったというか。

木村:お仕事を辞めるってなったら、他にやりたいこと決まってんの?

勝地:正直全くなくて

木村:え!それでその決断出しちゃうの?

勝地:10代の頃とかは子役だったりとかで、求められる芝居があったりするじゃないですか。でも20代になって、そこの壁がなかなか取れなくて、しんどくなってしまって・・・

木村:いや、みんなしんどいでしょ?

勝地:木村さんもしんどい時とかってありました?

木村:いやいやしょっちゅうだよ。

勝地:どういう時に辛くなるというか?

木村:いやもうだってやる事なす事ね。いろいろ叩かれるから。それに対してはそういう意見もあるのかとは思うけど、でも事実だしね。それも。

勝地:木村さんを昔から観させて頂いてて、才能をすごく感じるんですけど。自分はどの役やっても普通になっちゃうというか・・・

木村:自分だって言われてるもん。何やったってキムタクだって。しょうがないよね、人が言ってるんだから。でもそれはそれだし。辛いのはみんな辛いって。それは涼くんの中の辛さと、他の人の辛さを比べる必要はないけど、辛くない人なんていないよ絶対。

勝地:そうですよね

木村:それこそ蜷川さんに色んなスイッチを押してもらったと思うし、全然世代もタイミングも違ったけど、同じあの方にスイッチを押してもらえた者同士、あの方のもとを通らせてもらった自分らが繋いでいく・・・責任ではないと思うけど、義務でもないと思うけど。だから、嫌じゃない?なんか逃げるの。

勝地:そうですね。

(リアルに泣き始める勝地)

木村:あの人のもとを通過させてもらったってもの凄い自信じゃん。

勝地:こんな事言ってたらたぶん怒ると思います。

木村:絶対怒るよね?ていうかまだまだ考える時間あっていいんじゃないの?

勝地:今も舞台中ですし、いっぱいスケジュールが入ってくるんですけど、こんな中途半端な気持ちでやっている自分がいいのかなって

木村:いやでも舞台やってるんだったら、その舞台を観にチケットを買ってきてくれる人たちにちゃんと切り替えてやんないと超失礼だし、一緒に作ってきた人たちに悪いなって思っちゃうし

勝地:もう演じるの辞めようって思ったことはないですか?

木村:ない!  蜷川さんのもとで人から拍手をいただく事のスゴさに気づかされたし、そっから本腰になったから。それをやることが自分の責任だし。(演技を辞めようと思ったことが)ない!

だからそれを辛くなったんで辞めたいと思うんですよっていうのは、今の 涼くんが思ってることかもしれないけど、今できてる事って今しかできないと思うよ。

逃げるのは簡単だけど、逃げた先がもっと後悔すると思う。

勝地:そうですよね(泣)

 

――いろんな話を聞きたいディレクターが勝地に質問をお願いする展開に

 

勝地:木村さんの中で芸能界の中で大切にしている事を1つ教えてもらってもいいですか?

木村:なんで?なんで今そのタイミングなの?

(質問の毛色が変わった事に反応する木村。キョロキョロと室内を見渡し、隠しカメラに気づく)

木村:さては辞めたいとか思ってないだろ!? 6チャンか8チャンだろ

勝地:やっちゃった(笑)

木村:涼くんこれカメラだろ。

勝地:これカメラですね。

――モニタリング終了――

(スタッフがネタバラしに室内へ)

木村:あ~いつもいる人だ!モニタリング? 

勝地:すみません!

木村:そういう感じに出たか!うわ~モニタリング怖いなー

勝地:怖いっす!俺も怖いっす。本気の相談をやっているうちに、涙出てきちゃって、蜷川さんの話とかもしてくださって、申し訳なくなってきちゃって

木村:ドッキリじゃないんだよねモニタリングって。ドッキリってテッテレーで終わりなんだけど、違うんだよね~そこがスゴい責められない所なんですよ

 

~スタジオでの木村拓哉についてのトーク

ブラマヨ吉田:一言の言い方が普通じゃないというか、粋な言い方してくれるよな。

M-1獲った後、初めて共演させてもらった時『僕らのこと知ってくれていますか?』って聞いたんですよ。そしたら『2人がテレビに出てたら俺はチャンネル替えません』って言ってくれたんですよ。10年ぐらい前のことなんやけど。ほんま忘れられへん!

ブラマヨ小杉:昨日のことのように覚えてるもんやっぱり。

 

 

 出典:2019年1月2日TBS「モニタリング」18:00~22:00