■2019年6月20日(木)EX「霜降りバラエティ」②
出演者:霜降り明星
霜降り明星の人生を振り返る「東京タワーを階段でのぼろう!」(前編)
東京タワーのメインデッキまで続く約600段の外階段を登りながらこれまでの人生を語り合う企画
●100~200段目は高校時代
▼「ハイスクールマンザイ」で粗品の漫才を観たせいやは、粗品を倒したいという一心でコンビを結成
Q 2人が出会ったきっかけは?
せ:まさに高校で出会いましたからね!
粗:学校は別ですけどね
せ:はっきり覚えてますよ最初に会った時の印象!ハイスクールマンザイっていう素人の漫才大会があって、2009年かなんかにお前(粗品)のコンビが決勝いってんねんな
粗:高校2年生の時ね
せ:スペードっていうコンビやったんですけど。スペードっていう凄い高校生漫才師がおるって。
粗:決勝いきました
せ:僕はその年出てないんですよ。テレビで観てて、あれなんかこいつ倒したいなと思って。で僕は高校の時漫才してなかったんですけど、次の年に初めて出るんですよ。
(せいやは粗品を倒す一心で漫才コンビ「ドンパルドン」を結成 翌年のハイスクールマンザイ2010に出場 そこで2人は出会った)
▼ハイスクールマンザイ地区予選で優勝したせいや、初めて会った粗品に野次られる
2010年8月11日同じ近畿地区予選(京都)に出場
せ:京都大会みたいなんで初めて出会うんですよ。40組くらい出てたんですけど、スペード意識してるから見てたんですよ。スペードウケてたんですよ。地区予選みたいなんで優勝が決まるんですよ。結局、そこで僕ら(ドンパルドン)が優勝するんですよ。めっちゃ人がおる中で粗品が「おもんないぞー」って言ってたんです。あれがホンマに一発目の印象。
粗:ガチ野党やん
せ:とがりまくってんなー
粗:とがってましたよ。自分が優勝やと思ってたもんあの日も。でも僕はそれはあんまり印象に残ってなくて、大阪で準決勝があったんですよ。ドンパルドンのこと俺はめっちゃおもろいなって言ってたんです。あのコンビのあのひとくだりおもろいなって。
せ:僕がネタ書いてたんですけど、漫才のフリがおもしろかってんな
粗:導入のしゃべりが面白かった
(せいやが高校時代の漫才の導入を再現)
せ:どうもー。ドンパルドンです。お願いします。いや最近ねーコンビニとか店員の態度悪いと思うんですよね。だから俺がクレーマーになって世直しするから、お前お客さんとしてコンビニ入ってこい!
粗:面白かったわー
せ:粗品からあれおもろいなーってきたんですよ。それが喋ったホンマの一発目。ええやつやなって思ったけど、用件は「俺がやってる大喜利サイトに入らん?」やったからな。
粗:やばい奴やん
せ:大喜利サイトをコイツ(粗品)が運営してたんですよ!パーマ大佐もその大喜利サイトにいました。
粗:森のくまさんのね。 ただこれが夏の話なんですけど、冬にもう一回出会うんですよ。それがまたお笑いの高校生の大会(「お笑いインターハイ2011」)。その大坂予選であの時のやつおるやん!って、何故かせいやは1人で出てたんですよ。
せ:その大会の前年チャンピオンが粗品で2連覇してたんですよ。コイツ(粗品)ピンで出てたんですよ。粗品ピンで出てんなら俺もピン芸できるやろって倒しにいったんですよ。ピン芸なんか書いたことなかったですけど、初めてピン芸考えて、ぶっつけでやって、2人とも関西代表になったんです。
粗:2人とも決勝にいったんです
せ:2人で東京行って、そこで(粗品から)コンビ組もうやって言われたんです。
粗:そん時にせいやのピンネタを見て、正直めっちゃおもろくて、同い年でこんなおもろいセンスしてるやつおんねやって思って、めっちゃ喋りかけたんですよ。「一緒にやろうや!漫才」って。そん時はまだ半分冗談で…
せ:そうやな。断ってたもんな。まさかコンビになるとはマジで思ってなかった。
粗:そうやろな。ビックリしてたもん。
~「一緒にやろうや!漫才」この言葉が2年後現実になりコンビ結成
日本一の漫才師へ 茨の道を進むことになる~
せいやは高校時代、入学当初から壮絶ないじめを受けていたが全て笑いで返していた。ストレスで髪の毛が抜けはじめたが、それでもお笑いで返していた。そして文化祭で一人で作ったコントを披露すると学校で1番大きな賞を取り、笑いでいじめを跳ね返した。
高校時代の自分へメッセージを叫ぶ流れに・・・
せ:「おーい!明るく振る舞って、ギャグとか全部返して、頭ハゲるくらいギリギリで、陰で泣いてた俺 今全部エピソードトークにしてるからなー!」
粗:良すぎるやろ。いいねー。これで高校時代終わり